選択の自由

今朝の札幌、-8℃だったけど快晴。
晴れているから冷え込むのさね。うん。


末期がん患者。
わがままな事ばかり言い、お医者を呆れさす。
 そんな患者は大勢いると思うんだけど、いないのか?
患者は皆、お医者に従順か?
 そんな事は無かろう。



人間の頭の上には「寿命のろうそく」が立っていて、若者は長く、老人は短くなっていて、ろうそくが燃え尽きると寿命も尽きる。
・・みたいな話を聞いたことあるね。
近年は医学が発展して寿命に抗っているような気がする。
ろうそくも長持ち素材に変わったみたいに。
 誰も早く死にたいわけではないけど、たかが数ヶ月の延命のためになにゆえにこんな耐え難い苦しみを耐えるんだ?
回数が決まっているならまだ我慢も出来るかもしれないけど、永遠に続けるって、死ぬまで耐えるって。
 自分の命は自分だけのモノなんだから死のうが生きようがオレ様の勝手、って傲慢な事は言わないけど、自分で選択したのは自然な寿命の待ち方。
昨日、お医者が経験値から言った私の゛余命″(→嫌いな言葉)はびっくらこくほど短かったけど、もしやそれよりも短いかもだし或いは長いかもだし。
 唯、自分に来年は来ないかもね、って言う事が現実的ではない。こんなに元気に肥えているのに。
どんな現実でも今日も明日も普通に毎日送るだけ。
 それでも「半年で死にますよ」と言われたガン患者、3年経ってもまで元気にしてる人、確かにいる。知ってる。